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2016年02月01日

腸内フローラを良くする方法

最近、腸内フローラを整えることが健康や美容につながるとして注目を集めています。便秘によって腸内環境が乱れて、善玉菌が減ると、いろいろな不調が起こるからです。

脳と腸の関係についてもよく言われるようになりました。腸には脳の次に多く神経細胞があり、脳から自立してもろもろの働きをできますが、幸せホルモンと言われるセロトニンの分泌やストレスなど、脳と関係する部分もあります。

ストレスを受けると腹痛や下痢の症状が出る場合がありますが、あれは脳と腸とのあいだに密接な関わりがあるためです。一方で、脳の命令を受けなくても内容物から水分を吸収して便をつくり、排出するという自律的な働きもします。

さらに、腸は免疫力とも深く関係しています。腸には全身の70%にものぼる免疫細胞が集まっていると言われており、免疫力のアップには腸内フローラを良好にすることがいちばんの近道とも考えられはじめています。

それほど大切な腸内フローラなのですが、それではどうすれば、その状態を良くすることができるのでしょうか。

それには、善玉菌を増やすことです。腸には100兆個もの細菌が棲息していると言われますが、その種類は大別して3つあります。善玉菌・悪玉菌・中間菌(日和見菌)です。

このうち、善玉菌と悪玉菌はシーソーの関係にあり、常にその合計数は一定となっています。そのため、どちらかを増やせばもう一方は減ります。

腸内フローラを良くするには、善玉菌を増やして悪玉菌を減らすことが必要です。善玉菌を増やす方法にはいくつかありますが、そのひとつが直接補給するというもの。

善玉菌のなかには乳酸菌やビフィズス菌などがありますが、それらはヨーグルト、乳酸菌飲料、味噌、漬物などに多く含まれています。それらの食品を積極的に摂ることで、善玉菌を増やすことができます。ちなみにこれらの食品はプロバイオティクスと呼ばれます。

参考 : 善玉菌を増やすノウハウビバ善玉菌

便秘を解消することも有効です。便秘になると腸内フローラは乱れて、悪玉菌が増えます。悪玉菌はアンモニアなどの有害物質をつくり、便やおならを臭くしたり、免疫力を低下させたりします。

参考 : 便秘の男のブログ

悪玉菌を増やさないためにも、食物繊維をしっかり摂取したり、適度な運動や快適な睡眠をこころがけたりすることをオススメします。

これらの食生活や生活習慣に留意することで、腸内フローラを良好にすることができます。それによって肌荒れが解消したり体臭が軽減されたり、免疫力が上がったりという効果を得られる可能性があります。

すべてをいきなり実践することは難しいと思いますが、ひとつずつ生活にとりいれて、腸から健康になれるようにがんばっていきましょう。

ちなみに、生理前や妊娠初期に便秘になりやすくなることがありますが、それには女性ホルモンが影響しています。

これらの時期に、プロゲステロンというホルモンが多く分泌されることによって、プロゲステロンがからだに水分を蓄えさせようとして、腸の内容物から水分を吸収するので便が硬くなります。

また、腸のぜんどう運動を鈍らせる働きもあるため、ウンチが前へと進まなくなり、便秘がちになってしまうのです。これらの便秘の対策については、「妊娠初期の便秘解消法 - 便秘薬を使わず治す!」「生理前の便秘解消法 - 便秘薬に頼らない自然なお通じ」などに詳しいです。

普段からビフィズス菌などの善玉菌を増やす食事をとり、運動やマッサージ、良い睡眠習慣を身につけて、腸内フローラを整えるように努力していきましょう。  


Posted by ピーベ at 22:13便秘について